オリエンタルラジオの中田さんとコムドットのリーダーやまとさんの対談がYouTubeで上がっていたので見てみました。
さらっとコムドットのやまとさん、とか言いましたが、私はあっちゃんと同年代なので、コムドットというグループの事はよく知りません。
ただ若い人に大変人気のあるグループだという事で、うちの若い社員から聞いた事はありました。
コムドットはWikipedia によれば、「コムドットは、日本の男性5人組のYouTuber。メンバーはやまと、ゆうた、うらた、ひゅうが、あむぎり。YouTubeチャンネルとしてメインの「コムドット」、サブの「オフドット」が存在する。事務所には所属せず、リーダーのやまとを代表取締役とする株式会社を設立した」との事です。
ジャンル的には男性アイドル?のような感じのようですが、そういうカテゴライズがもう古いのかもしれないですね。
コムドットのYouTubeチャンネルの概要欄を見てみると、「日本を獲るYouTuberコムドットです。“地元ノリを全国ノリに”“放課後の延長”というスローガンを掲げ、幼馴染5人組でYouTube 界の次の時代を創ります」とありました。チャンネル登録者数が400万人を超える押しも押されぬトップYouTuberです。
リーダーのやまとくんが25歳だそうです。
対談では芸能界で20年を過ごすベテランの中田さんに対して、物怖じする事なく堂々と、しかも礼を欠くことなく受け答えをしていました。すごいな、と思ったのはYouTubeに対する自らの影響力を理解していて、YouTubeの生態系の動きや、ファンサービスとは何たるかについてしっかりした持論を持っている所でした。
動画を見ていてとても気になった事がありました。
やまとさんの話によると、彼は留学経験があって英語も扱えるようで、月に7万円程度は書籍を買って自己研鑽しており、上智大学の現役生で、コムドットという会社の代表取締役です。
しかし、彼に憧れる若者たちが、海外の動静やコンテンツを見たり、書籍を買って勉強したり、大学に行きたがったり、会社経営を勉強しようとしている感じはありません。
若い子に、彼の何が好きか?と聞くと、生き方が格好いい、地元ノリで日本を獲るというスローガンに共感できる、というのですが、それはあくまで彼が提供している商品であって、彼自身の努力に裏打ちされたものです。
彼のようになりたいのであれば、彼の努力を真似るべきで、ファッションや言動を真似るべきではありません。
それは一消費者の行動です。
憧れる人を真似るのは大事です。
でもその人のようになりたいなら、ビジネスへの姿勢や仕組みを真似るべきです。
テスラの自動車を何台買ってもイーロン マスクにはなれませんし、ワンピースを100万回読んでも尾田栄一郎にはなれません。
歳を重ねると説教くさくなって我ながらうんざりしますが、やまとさんは大変好青年で、話を聞いている中田さんも、若い人の意見を一生懸命聞いていました。
私もあっちゃんみたいに頑張って行こうと思います。
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