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  • 執筆者の写真翔 山﨑

健康のためにジムに通うくらいなら、建設業で働けばいいのにと思った話



空前の健康ブームです。

多くの人が食べ物の栄養素を気にしたり、休みの日にランニングしたりサイクリングしたり、ジムで筋肉トレーニングをしたりして体型の維持に躍起になっています。


それなら最初から体を使った仕事をしたらいいと思うのですがどうでしょうか?建設業で働けば、健康に害がありそうなほとんどのリスクを回避できるような気がするのですが。


WHOによれば、人類の死因第一位は「非感染性疾患(NCDs: Non-communicable diseases)」だそうです。うん、聞いたことないですね。調べてみるとNCD Alliance Japanというページで詳しく紹介されていました。


不健康な食事や運動不足、喫煙、過度の飲酒、大気汚染などにより引き起こされる、がん・糖尿病・循環器疾患・呼吸器疾患・メンタルヘルスをはじめとする慢性疾患をまとめて総称したもの。WHOの統計によると、2015年には、世界で3,950万人がNCDsにより死亡し、その数は全死因の約70%にものぼるそうです。

死因の70%なら、そりゃあぶっちぎりの一位でしょうね。3950万人といったら、日本の人口の3分の1がこのNCDsのせいで亡くなっているそうです。

しかもその原因が、「不健康な食事や運動不足、喫煙、過度の飲酒、大気汚染など」となっています。


このうち、運動不足は建設業で働くことでかなり解決されると思います。結果的に規則正しい生活になるので食生活も健康になりがちですし、喫煙者も以前ほど多くはありませんし、昔みたいな付き合いの飲み会というのもほとんどありません。大気汚染はちょっとどうしようもないですが。


そもそも建設業で働くことで、就業時間中に肉体を健康のために使えるわけですから、余暇の時間や休みの日にわざわざランニングしたり、お金を払ってジムに行ったりする必要がありません。

となれば、休日や余暇を好きなことに使ってストレスも解消できれば、メンタル面でも健康になれそうな気がします。


実際、運動不足はどのくらい危険なのでしょうか?



厚生労働省によれば、運動不足による国内の死亡者数は、喫煙、高血圧に次ぐ第3位でその数は年間約5万人に及ぶ。

そうです。

年間5万人!

5万人と言えば、うちの本社がある茨城県坂東市一個分の人口が毎年運動不足で失われていることになります。


筋肉量が低下すると、以下のような“デフレスパイラル”を引き起こす可能性がある。
筋力低下→姿勢の悪化→血流が悪くなる→体内の疲労物質が滞る→気分が落ち込みやすくなる
運動不足は心身に不調をきたすリスクとなる。また筋力が低下すると疲れやすくなり、血流が悪くなると頭痛などの原因にもなる。

めちゃくちゃ健康にわるそう。最終的にメンタルにも来てるし。そう言えば建設業でばりばり働いている人で、気分が落ち込みやすいという人に会ったことがありません。だいたいの人はみんな、げらげら笑っているイメージがあります。

デンマークのコペンハーゲン大学の研究チームが2016年に国際医学誌「ジャーナル・オブ・リハビリテーション・メディシン」に発表した内容によれば、2週間という短い期間でも下半身をまったく動かさなくなると、脚筋力が若者(平均年齢23歳)で28%、高齢者(同68歳)で23%低下。筋肉量は若者で485g、高齢者では250g減少したという。
実験後、参加者は週3~4回の自転車トレーニングを6週間続けたが、高齢者は失った筋力を取り戻すのが難しいことも判明した。失った筋肉をもとに戻すのに他世代の3倍以上の時間が必要になると考えたほうがいいようだ。
若い世代も油断はならない。筋肉量は年齢を重ねるにつれて減少する傾向にあるが、20代でも運動をしないと、50代並に低下することも十分にある(逆に50~60代でも筋肉量のアップは可能)。

恐ろしいことばかり書いてありますね。20代でも運動をしないと50代並みに低下するそうです。下半身のトレーニングは大事だとよく言われますが、継続的に運動をしないといけないようですね。

もちろん建設業でもデスクワークはありますが、2週間運動しない、みたいなことはあり得ません。ジムに行けばお金がかかります。毎日ランニングするには相当の根性が必要です。

建設業では、毎日規則的に身体を動かせて、しかもお金がもらえるわけですから、逆にこんなに素晴らしい職業ないんじゃないでしょうか?

皆がお金を払って運動する時代。運動してお金がもらえる建設業という仕事は、かなりおすすめですよ、という話でした。




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