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自営線工事

受変電設備や発電設備間を事業者自身が接続する工事です。

​当社で道路使用許可申請から管路埋設・舗装復旧まで行います。

主要実績

​エースゴルフ茂木太陽光発電所自営線工事(2022年) 4.4km

​岩手県奥州市水沢太陽光発電所自営線工事(2019年)2.3km

奥州市水沢太陽光発電所自営線工事

2019年度完工。発注者はドイツ系企業のセーフレイ・コンストラクション(現saferay services)。太陽光発電所の規模は20.1MWp。胆沢川の河川敷を利用した設計で、自営線長は2.3km。倉持建設工業は行政との調整、土木工事、電気工事を担当した。現場代理人は専務取締役、倉持健一。

ー当時大変だったことを教えてください。

Kenichi Kuramochi

「当社として初めて受注した自営線工事でした。
奥州市と協議し、主に市道・農道に電線管とハンドホールを設置したのですが、一か所だけ県道の横断がありました。交通量が多いため全面通行止めにできず、片側交互通行で対応しました。
問題は、事業地までまっすぐであればいいのですが、鍵型に曲がってから、もう一度曲がって事業地に入ることになり、電気工事担当から後から通線することが難しいと指摘されたことでした。

ーそれは大変ですね。

Kenichi Kuramochi

「ハンドホールの設置は県から許可が下りなかったので、本当に困りました。
考えた結果、まず一文字に県道を横断掘削して配管を通して通線してしまい、鍵型に掘削した後、すでに通線した配管を管路に吊り込むという工程を組みました。

ー配管にケーブルを通すのではなく、ケーブルを通した配管を設置するわけですね

Kenichi Kuramochi

「そうです。もっとも、全工程を一度で終わらせる必要があるため、言葉で言うほど簡単ではなかったですけどね。

ートラブルはなかったのですか?

Kenichi Kuramochi

「幸いにして工事自体は順調に進みました。
ドライバーの方からのクレームなどもありませんでした。
工程が複雑なため、入念に計画して作業員に時間をかけて周知しましたが、計画通りに行ってよかったです。

ー最後に、この工事で会社が得たものは何だと思いますか?

Kenichi Kuramochi

「自営線工事は初めてでしたが、当社の強みが出せる、掘削、埋め戻し、舗装工事が大部分を占めるため、自信を持つことができました。
その自信がその後の自営線工事の受注につながったと思います。
エネルギー安全保障は日本の喫緊の課題だと思っています。今後も微力ながら貢献していきたいですね。

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