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茨城県那珂市中台太陽光発電所造成工事
物件概要
2018年度完工。発注者はドイツ系企業のIBCソーラーEPC。太陽光発電所の規模は1.663MWp。住宅街の中にポツンと残った山林を開発。県央農林事務所、那珂市との折衝から、排水計画に至るまですべての土木工事を担当した。現場代理人は専務取締役、倉持健一。

ー当時大変だったことを教えてください。

「う~ん、2点ありまして。当社は設計段階では関わってなかったのですが、試掘などを進めるうちに、どうも当初の調整池の深さが確保できないことが分かってきたんですね。そうなると、調整池の大きさを大きくして容積を稼がないといけないのですが、太陽光パネルの枚数が決ま っているので、それもできない。悩んだ結果、県央農林事務所と相談しまして、場内の太陽光アレイとアレイの間に、浸透層を新たに設け、容量を確保する、ということで納めることができました。夜も眠れないくらい悩み、何度何度も水利計画のための計算を繰り返したのを覚えています。
ーそれは大変でしたね。よくそんな計画変更が通りましたね。
