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  • 執筆者の写真翔 山﨑

建設業への就職を考えたときに読む話



私の個人的な話になりますが、1981年生まれの私は宮崎県で生まれ、大阪の大阪外国語大学という国立大学に進学しました。卒業したのが2004年。折しもバブル崩壊後の地獄の氷河期でした。


建設業を目指したわけではなかった


企業は採用を絞っており、なんなら大規模なリストラをしていましたので、就活生はひどい有様でした。今40歳前後の氷河期世代が、せめて他の年代と同じように企業に就職できていれば、失われた30年も少子高齢化も、もう少しだけましだったかもしれません。


かくいう私も、別に最初から建設業界が志望だったわけではありません。いろいろ言い訳はできますが、つまるところ、建設業界くらいしか就職先がなかったのです。


しかし今では建設業に就職してよかったと感じています。入社して数年で数千万から億単位のプロジェクトを扱うなど、建設業界以外ではあり得ません。

プレッシャーで胃が痛くなったり、失敗してえげつないほどへこんだ時もありましたが、人間の成長は動かせるお金に比例すると思います。

自分がこれを失敗すると何が起こってしまうのか、という緊張感がビジネスには必須で、その責任感があなたを成長させるのです。


ホワイトワーカーはこれからが厳しい


また、あのころ順当に就職が決まらなくてよかったな、とも今になったら思います。私が就職したのは小さな会社でしたから、営業も施工管理も職人や材料の手配も全部自分でやっていましたし、役員になってからは会計や経理にも関わっていました。

一方大企業に就職すると、会社の事業を構成する多くの仕事の中の、ある部分を専門的に特化するようになります。

その分野では一流で他の追随を許さないスキルを手に入れることができるかもしれませんが、包括的に全事業の仕事を網羅することはできません。

逆にすべての仕事を知っていれば、必要に応じて必要な分野を深堀り出来ます。

AIやロボットの台頭で、すでに手元にあるデータを処理するという仕事は、どんどん機械化され、クリエイティブな仕事すらAIが席巻しようとしています。

これからの世界観で、ホワイトワーカーはかなり厳しいのではないかと思っています。


どんな人材が求められているか?


ただブルーワーカーと言っても、唯々諾々と目の前の仕事をこなしていくだけでは、いずれ機械に取って代わられるかもしれません。常に新しいことに興味を持って飛びついていく、好奇心が求められるようになるでしょう。

また、専門的というよりは、多能工な網羅的な仕事が求められるようになるこれからの時代では、コミュニケーション能力も重要です。


結果的には、好奇心があって明るく元気なやつ、ということになるかもしれません。

好奇心があって明るく元気なあなた、是非倉持建設工業で一緒に頑張ってみませんか?(笑)


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