top of page

​半たわみ舗装って何?

​着工前

半たわみ舗装着工前

​完成

半たわみ舗装完成

 

上の画像はある工場における、半たわみ舗装工事の施工前・施工後の画像です。

こちらの工場は、フォークリフトの往来が激しいため、メイン通路にはわだちや凸凹が多くあり、荷物の運搬の際に商品落下の恐れがありました。

そこで、通路の打ち換え(傷んだ舗装箇所を撤去し、新たに舗装を行う事)を弊社に依頼していただいたのですが、アスファルト舗装でもコンクリート舗装でもなく、半たわみ舗装での工事を提案いたしました。

【なぜ半たわみ舗装工事か】

アスファルトはゴムやプラスチックの仲間であり、たわみ性に優れています。また、養生不要で短い工期で施工が可能なのですが、耐久性の面では劣ってしまいます。そのため重い車両が往来する工場のような施設では、アスファルトより堅い舗装材が適しています。

では、コンクリートはどうなのかというと、こちらは強度・耐久性の面においては優れているのですが、一方で養生期間が他の舗装材に比べて長くなってしまうというデメリットがあります(1~3週間程度)。養生期間中は、当然その部分において通行止めになるということなので、工場の稼働に影響がでてしまう恐れがあります。

そこで今回のようなケースには、アスファルトとコンクリートの良いとこ取りである半たわみ舗装が適しているのです。

半たわみ舗装はアスファルトのたわみ性とコンクリートの耐性強度を兼ね備えており、なおかつ養生期間が2~3日で済むため施設の稼働への影響も少なくなります。重たい車両が頻繁に行き来する工場などで、施工時間や場所の制約でコンクリート舗装が難しい場合によく採用されます。

また、広い面積の工事にも向いており、さらに油類やアルカリ類に対する抵抗性に優れ、かつ難燃性があります。

以下の画像は、アスファルト舗装、コンクリート舗装、半たわみ舗装の違いや特性をまとめたものです。

​適材適所の舗装がありますので、ぜひ確認してみてください。

​​

舗装方法の違いや特性
舗装方法の違いや特性
bottom of page